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※京都府感染症情報センターより
http://www.pref.kyoto.jp/idsc/index.html
■京都府での定点当りの報告数
<令和8年第4週>
令和8年1月19日~令和8年1月25日
| 感 染 症 名 |
定点当たりの報告数 |
| 京都府 |
前週比 |
|
インフルエンザ |
15.73 |
⇗ |
|
COVID-19 |
1.80 |
⇗ |
|
RSウイルス感染症 |
0.97 |
⇗ |
|
咽頭結膜熱 |
0.97 |
⇗ |
|
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
4.38 |
⇗ |
|
感染性胃腸炎 |
8.69 |
⇗ |
|
水痘 |
0.77 |
⇗ |
|
手足口病 |
0.00 |
⇒ |
|
伝染性紅斑 |
0.08 |
⇘ |
|
突発性発しん |
0.13 |
⇘ |
|
ヘルパンギーナ |
0.00 |
⇒ |
|
流行性耳下腺炎 |
0.03 |
⇒ |
|
急性出血性結膜炎 |
0.00 |
⇘ |
|
流行性角結膜炎 |
0.17 |
⇗ |

京都府全体のインフルエンザの定点当たり報告数は今週も増加し、注意報レベルが継続しています。
南丹では感染性胃腸炎と水痘の定点当り報告数が引き続き警報レベルです。そのほか、山城北で咽頭結膜熱が、中丹東でA群溶血性レンサ球菌咽頭炎が新たに警報レベルになりました。
全数把握対象疾患は結核が7件、腸管出血性大腸菌感染症・マラリア・レジオネラ症とカルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症がそれぞれ1件、梅毒と百日咳がそれぞれ3件報告されました。
さて、京都府のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は、2025年8月以降、細かく増減を繰り返しながら、長期的な増加傾向にあり、同年11月中旬には、2018年4月以降の統計で最大の報告数を記録しました。現時点でも報告数は明らかな減少傾向には転じていないため、引き続き動向を注視しているところです。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、いわゆる「溶連菌(ようれんきん)」による感染症であり、本菌は咽頭炎以外にも伝染性膿痂疹(とびひ)、猩紅熱(しょうこうねつ)など多様な感染性疾患を引き起こします。主に飛沫感染や接触感染で伝播し、特に子どもの集団生活における感染拡大が問題となります。咽頭炎の潜伏期間は通常2~5日とされ、主な症状としては、強いのどの痛みと発熱、首のリンパ節の腫れが典型ですが、ときに腹痛や嘔吐を伴うこともあります。一方、咳や鼻水を伴うことは比較的稀です。治療には主にペニシリン系抗菌薬の投与が行われます。現時点で承認されたワクチンはないため、周囲に咽頭炎の患者がいる場合は可能な範囲で濃厚接触を避け、手洗い等基本的な感染対策をしっかり行うことが予防において重要です。