大澤クリニック

内科 外科 形成外科

歯科 健診・人間ドック

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さまざまな生活習慣から生じる心身の不調を見直し、一人一人の健康のためにあくなき挑戦を続けています。
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感染症について

※京都府感染症情報センターより
http://www.pref.kyoto.jp/idsc/index.html
■京都府での定点当りの報告数
<令和7年第26週>令和7年6月23日~令和7年6月29日
感 染 症 名 定点当たりの報告数
京都府 前週比
 インフルエンザ 0.23
 COVID-19 1.67
 RSウイルス感染症 0.08
 咽頭結膜熱 1.18
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 2.49
 感染性胃腸炎 5.74
 水痘 0.54
 手足口病 0.64
 伝染性紅斑 2.05
 突発性発しん 0.26
 ヘルパンギーナ 0.77
 流行性耳下腺炎 0.10
 急性出血性結膜炎 0.00
 流行性角結膜炎 0.44

医療ニュース


定点報告疾患は、伝染性紅斑の全国的な流行が継続中です。今週も京都府全体での警報レベルが継続、府内の保健所別では乙訓・山城北・山城南・南丹・丹後で警報が継続しています。咽頭結膜熱は乙訓・山城北で、ヘルパンギーナが南丹で引き続き警報レベルです。ほかに水痘が山城南で1.00件報告され注意報レベルとなっています。
ヘルパンギーナは咽頭結膜炎および手足口病とともに、いわゆる「夏かぜ」として知られる感染力の強いウイルス感染症です。いずれの疾患もウイルスの型には多くの種類があり、1シーズンに何回もかかるケースもあります。子どもに多い疾患ですが、大人も罹患します。ヘルパンギーナは突然の発熱と咽頭の水疱(すいほう)を特徴とします。原因となるウイルスは主としてコクサッキーウイルスA群ですが、コクサッキーウイルスB群やエコーウイルスが原因となることもあります。一般に発熱は1-3日でおさまりますが、水疱が破れると疼痛を伴いますので、食事や水分摂取が低下しがちとなり、脱水に注意が必要になります。口当たりのよいものなどで水分をしっかりとるようにしてください。有効なワクチンはありません。接触感染、経口感染、そして飛沫感染などで伝播するので、流水と石けんでの手洗いや、熱中症に注意しながら可能な範囲でのマスク装着などの咳エチケットを心がけましょう。また、集団生活をしている際は、タオルの共用は避けましょう。ウイルスは発症後4週間後頃までは便に排泄されるため、おむつ交換の後はしっかり手を洗ってください。特異的な治療法はなく、対症療法で改善するのが一般的ですが、熱性けいれんや子どもではまれに髄膜炎や心筋炎などを合併することがあるので注意してください。
受診を迷った場合や夜間・休日の場合は、「こどもの救急」などのWebサイトを参照したり、#8000(こども医療電話相談)にご相談ください。